疲れが顔に出ていませんか? 疲労がたまった身体は、免疫力・抵抗力が落ち、代謝も低下。疲労はいわば身体の黄色信号。十分な休養と睡眠をとることはもちろん、バランスのとれた食事も必要です。代謝を促進するビタミンB群や、クエン酸などは、元気とキレイの回復に欠かせません。
肉の中でもビタミンB1が多く含まれる豚肉と、クエン酸を含む黒酢を使った、疲労回復効果の高い一品です。さらに、にんじんやブロッコリーからβ-カロテンやビタミンC、食物繊維がとれて、お肌もイキイキ。
玄米にはビタミンB1が、梅にはクエン酸が多く含まれるので、疲労を防ぐにはぴったり。また玄米は噛みごたえがあるため、肥満改善にも役立つといわれます。しらす干しやごまにはカルシウムが多く含まれ、骨粗鬆症予防にもおすすめです。
宗像 伸子(むなかたのぶこ)
ヘルスプランニング・ムナカタ主宰 女子栄養大学専攻科卒・管理栄養士/山王病院、半蔵門病院栄養部に長年勤務/帝国クリニック栄養コンサルタント/東京家政学院短期大学客員教授
平成6年度(財)国民栄養協会の「有本邦太郎賞」受賞
カラー版 『一品料理500選』医歯薬出版/『1200キロカロリーの献立』日本放送出版協会/『からだにおいしい キッチン栄養学』高橋書店/『一生元気! 50歳からの健康ごはん』海竜社など著書多数。
宗像先生のホームページはこちらから。