レバーは鉄分を多く含み、「貧血の特効薬」ともいわれます。また皮膚や粘膜を健康に保ち、かさついた肌に潤いをもたせるビタミンAも多く含むので、キレイのためにぜひ使いたい食材。今回はレバーの中でも食べやすい鶏のレバーを、そして同じく鉄分が豊富な海産物、ほたて貝を使ったメニューを紹介します。
レバーは血抜きをして香辛料を加えると、特有の匂いが気にならず、食べやすくなります。また野菜をたっぷり加えることで、ビタミンA、Cも一緒にとることができます。
鉄分を多く含むホタテ貝は、貧血の人に好ましい食材の1つ。食欲がないときも、夏野菜と一緒にグリルしてさっぱりしたつけ汁を添えれば、しっかり栄養補給できます。
宗像 伸子(むなかたのぶこ)
ヘルスプランニング・ムナカタ主宰 女子栄養大学専攻科卒・管理栄養士/山王病院、半蔵門病院栄養部に長年勤務/帝国クリニック栄養コンサルタント/東京家政学院短期大学客員教授
平成6年度(財)国民栄養協会の「有本邦太郎賞」受賞
カラー版 『一品料理500選』医歯薬出版/『1200キロカロリーの献立』日本放送出版協会/『からだにおいしい キッチン栄養学』高橋書店/『一生元気! 50歳からの健康ごはん』海竜社など著書多数。
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