12月~3月
葉や茎の緑色が鮮やかでみずみずしく、つぼみが開いていないもの。
まとめているテープなどは外して、しめらせたペーパータオルや新聞紙に包み、冷蔵庫の野菜室で保存します。
春の訪れを告げる菜の花は、地中海沿岸や中央アジアを原産としたアブラナ科の緑黄色野菜です。つぼみと若葉を食用とし、独特のほろ苦さと香りがあります。 菜の花100g中にビタミンA 180㎍・ビタミンC 130mg・ビタミンE 2.9mgと抗酸化作用のあるビタミンを多く含み、特にビタミンCは菜の花75gで1日の推奨量が摂取できます。その他、カルシウム、鉄、食物繊維など、健康や美容に欠かせない栄養素を多く含むため、免疫力アップ、老化防止、美肌効果などが期待されます。 サラダ、あえ物、炒め物などの調理法がおすすめです。
あえ物に使われることが多い菜の花ですが、今回は鶏肉やにんじん、春雨などを加え、しょうがをきかせた中華風の炒め物をご紹介します。
例えば...こんな組み合わせはいかが?
ほろ苦い菜の花は春の献立にとり入れたい野菜です。白酢であえることで、舌触りをよくすることができます。
あさりのかわりにいか、ほたて貝柱、鶏肉などもおいしくいただけます。
例えば...こんな組み合わせはいかが?
宗像 伸子(むなかたのぶこ)
ヘルスプランニング・ムナカタ主宰 女子栄養大学専攻科卒・管理栄養士/山王病院、半蔵門病院栄養部に長年勤務/帝国クリニック栄養コンサルタント/東京家政学院短期大学客員教授
平成6年度(財)国民栄養協会の「有本邦太郎賞」受賞
カラー版 『一品料理500選』医歯薬出版/『1200キロカロリーの献立』日本放送出版協会/『からだにおいしい キッチン栄養学』高橋書店/『一生元気! 50歳からの健康ごはん』海竜社など著書多数。
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