- 旬
6月~9月(夏から秋)
- 選び方
皮の色が濃く、はりとつやのあるもの。皮に傷や変色がなく、手にとって重いものを選びましょう。へたの切り口がみずみずしく、とげが鋭いものが新鮮です。
- 保存方法
冷やし過ぎたり乾燥させないように、ラップに包むかポリ袋に入れて涼しいところに置きます。夏場は冷蔵庫の野菜室に。3~4日で使いきりましょう。
インドが原産地で、日本には8世紀ごろ中国から渡来したと言われています。一般的に流通している品種の他、長なすや米なすなど地域により特色のある品種が栽培されています。焼き物、蒸し物、煮物、揚げ物、漬物など幅広い調理法に適しています。
ビタミンやミネラルが豊富な野菜ではありませんが、なすの皮の色はナスニンというアントシアニン系の色素でポリフェノールの一種。眼精疲労の緩和や抗酸化作用が期待できるといわれています。
エネルギーは22kcal(100g中)と低く、食物繊維は2.2g(100g中)と、ダイエット中の人には好ましい野菜です。ただし、油の吸収が良いので、油の使い方には気をつけましょう。