6月~9月
全体的に濃い緑色で重みがあり、イボの大きさが揃っていてツヤがあるものが新鮮です。黄色く変色していないもの、イボが黒ずんだり、つぶれていないものを選びましょう。
ビニール袋に入れて冷蔵庫で2~3日。使いかけのものはワタを取ってラップに包んで。
ゴーヤは“苦瓜”とも言われ、沖縄や九州などで栽培が盛んです。独特の苦みがあるのが特徴で、この苦味成分モモルデシンは、胃液の分泌を促して食欲を増進させます。また、肝機能の改善や血糖値を下げる効果があると言われています。
ゴーヤに多く含まれるビタミンCは加熱しても壊れにくく、疲労回復に効果的な豚肉を組み合わせたゴーヤチャンプルーは、夏バテ防止に最適のメニューです。
苦味をとるためには軽く塩もみをするか、熱湯をかけるとよいでしょう。
ゴーヤの種とわたを除き、ひき肉を詰めて煮こんだボリュームのある主菜です。
鶏ひき肉のかわりに豚ひき肉、魚やえびのすり身などでもおいしくできます。
例えば...こんな組み合わせはいかが?
少し苦味のあるゴーヤですが、揚げることによって苦味が和らぎます。ゴーヤの苦味が気になる方は、切ってから塩もみをしてから調理しましょう。
桜えびのかわりにちりめんじゃこ、いか、ベーコンなどもおすすめです。
例えば...こんな組み合わせはいかが?
宗像 伸子(むなかたのぶこ)
ヘルスプランニング・ムナカタ主宰 女子栄養大学専攻科卒・管理栄養士/山王病院、半蔵門病院栄養部に長年勤務/帝国クリニック栄養コンサルタント/東京家政学院短期大学客員教授
平成6年度(財)国民栄養協会の「有本邦太郎賞」受賞
カラー版 『一品料理500選』医歯薬出版/『1200キロカロリーの献立』日本放送出版協会/『からだにおいしい キッチン栄養学』高橋書店/『一生元気! 50歳からの健康ごはん』海竜社など著書多数。
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