困ったときの 健康サポートレシピ
第11回 下痢をしているとき

下痢の原因は、食中毒、暴飲暴食、アレルギー、冷え、腸の病気、ストレスなどさまざまです。便に大量の水分や電解質が含まれるので、脱水症状を起こしやすくなります。食べ物から摂った栄養素も一緒に排泄されてしまうので、下痢が続くと体力を消耗して体重も減少します。小児や高齢者の下痢には特に注意しましょう。
下痢をしたら、まず十分な水分補給を心がけましょう。食事は回復に応じて、流動食、五分がゆ、全粥へと移行し、量は少しずつ増やします。おかずは消化の良い食品を選び、調理法を工夫します。消化の良い食品には、白身魚、豆腐、皮なしの鶏肉、はんぺん、半熟卵、じゃがいも、にんじんなどがあります。きのこやごぼう、セロリ、豆、未精白の穀類、海草など、食物繊維の多い食品は控えましょう。

かれいのおろし煮

かれいのおろし煮
  • 栄養素(1人分)
  • エネルギー
    97kcal
  • たんぱく質
    15.0g
  • 脂質
    1.0g
  • 塩分
    1.1g

かれいは白身魚の中でもっとも消化のよい魚と言われています。かわりにひらめ、きす、さより、たいなどを使ってもいいでしょう。味付けは濃くせずあっさりと。大根に含まれる消化酵素は加熱すると弱くなるので、大根おろしはできあがる直前に加えます。盛り付けた上から煮汁をかけます。

材料(2人分)

  • かれい
    140g(2切れ)
    かれい 140g(2切れ)
  • 大根
    120g
  • さやえんどう
    20g
    • 【A】
      だし汁 130g (2/3カップ) みりん 12g(小さじ2) しょうゆ 12g(小さじ2)

作り方

  1. 鍋に【A】をあたため、かれいを重ならないように入れ、ふたをして中火で10分ほど煮ます。
  2. 大根をすりおろします。
  3. さやえんどうは筋をとってやわらかく茹でます。
  4. ①に②、③を入れてひと煮たちさせます。
  5. 器に彩りよく盛り合わせます。
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豆腐と里芋の練りみそかけ

豆腐と里芋の練りみそかけ
  • 栄養素(1人分)
  • エネルギー
    145kcal
  • たんぱく質
    9.1g
  • 脂質
    4.8g
  • 塩分
    1.3g

煮物の味はだしで決まります。淡泊な食材は、だしを効かせた汁で煮るとおいしくなります。味付けは薄味にして、人参やさやいんげんはやわらかく煮ます。練りみそには、練りごまやピーナッツバターを加えてもいいでしょう。

材料(2人分)

  • 豆腐(木綿)
    200g(2/3丁)
  • 里芋
    120g
  • にんじん
    30g
  • さやいんげん
    20g
  • だし汁
    適宜
  • 柚子
    少々
    • 【A】
      みそ 20g(大さじ1強) 砂糖 6g(小さじ2) だし汁 30g(大さじ2)

作り方

  1. 里芋は形よく皮をむいてだしでやわらかく煮ます。
  2. にんじんは薄く切って型で抜くか半月に切り、やわらかく茹でます。さやいんげんは筋をとってやわらかく茹で、3~4cmの長さに切ります。
  3. 豆腐は4~6等分に切り、①に加えてあたたかくなるまで煮、②も加えます。
  4. 耐熱器に【A】を混ぜ合わせ、ラップをして電子レンジに20秒ほどかけます。
  5. ④のみそに柚子の皮をすりおろして加えます。
  6. 器に③を盛り合わせ、⑤をかけます。
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宗像 伸子(むなかたのぶこ)

宗像 伸子(むなかたのぶこ)

ヘルスプランニング・ムナカタ主宰 女子栄養大学専攻科卒・管理栄養士/山王病院、半蔵門病院栄養部に長年勤務/帝国クリニック栄養コンサルタント/東京家政学院短期大学客員教授
平成6年度(財)国民栄養協会の「有本邦太郎賞」受賞
カラー版 『一品料理500選』医歯薬出版/『1200キロカロリーの献立』日本放送出版協会/『からだにおいしい キッチン栄養学』高橋書店/『一生元気! 50歳からの健康ごはん』海竜社など著書多数。
宗像先生のホームページはこちらから。

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