困ったときの 健康サポートレシピ
第7回 かぜで熱が出たとき

病気の中でもっとも身近なものが、かぜです。原因のほとんどがウイルスの感染だといわれ、睡眠不足や過労などで抵抗力が弱った時ほど発症しやすくなります。今回は、かぜをひいて熱が出たときに食べたいレシピをご紹介。熱のあるときは、果汁、お茶、スープなどでしっかり水分補給をしましょう。また食欲が落ちやすいので、消化が良くさっぱりしたもの、口当たりの良いものを選んでとるようにしましょう。

野菜のポタージュと金銀豆腐

野菜のポタージュと金銀豆腐
  • 栄養素(1人分)
  • 野菜のポタージュ
  • エネルギー
    110kcal
  • たんぱく質
    3.0g
  • 脂質
    4.5g
  • 塩分
    1.1g
  • 金銀豆腐
  • エネルギー
    135kcal
  • たんぱく質
    11.4g
  • 脂質
    8.2g
  • 塩分
    1.2g

熱があるときは、冷たいもののほうがのどを通りやすく感じます。ポタージュは、単品で作るよりもいろいろな野菜を使うと栄養のバランスが取れ、冷やしてもおいしくいただけます。卵豆腐と豆腐を市松模様のように盛り合わせた金銀豆腐は、熱があるときに最適。こちらも冷たくしていただきましょう。

材料(2人分)

    野菜のポタージュ

  • にんじん
    80g
  • キャベツ
    60g
  • じゃがいも
    60g
  • 玉ねぎ
    40g
  • バター
    6g(小さじ1と1/2)
  • コンソメの素
    2g(小さじ2/3)
  • 300g(1と1/2カップ)
  • 牛乳
    100g(1/2カップ)
  • 1g(小さじ1/6)
  • パセリのみじん切り
    少々
  • 金銀豆腐

  • 100g(2個)
  • だし汁
    100g(1/2カップ)
  • 1g(小さじ1/6)
  • しょうゆ
    少々
  • 絹ごし豆腐
    200g(2/3丁)
  • おろし生姜
    少々
  • あさつき小口切り
    少々

作り方

  1. 野菜のポタージュの作り方 にんじん、キャベツ、玉ねぎは薄く切る。じゃがいもは皮をむいて薄く切る。
  2. 鍋にバターを溶かし、①を炒めて水、コンソメの素を加え、煮立ったら火を弱めて野菜が柔らかくなるまで20分くらい煮る。
  3. ②の粗熱がとれたらミキサーにかけ、なめらかになったら鍋に移して塩、牛乳を加えて温める。
  4. 器に③を盛り、パセリをちらす。
  5. 金銀豆腐の作り方 だし汁に塩、しょうゆを入れて溶かしておく。
  6. 卵をときほぐし、①を加えて目の細かいざるでこす。
  7. ②を卵豆腐の型またはバットに流し入れ、蒸気のあがった蒸し器に入れる。強火で2分、表面が白っぽくなったら弱火でさらに12分蒸して冷ます。
  8. ③と絹ごし豆腐を同じ大きさに切り、市松模様になるように盛り、おろし生姜とあさつきをのせ、しょうゆ(分量外)を添える。
食材から探す

ミルクセーキ

ミルクセーキ
  • 栄養素(1人分)
  • エネルギー
    242kcal
  • たんぱく質
    9.2g
  • 脂質
    13.0g
  • 塩分
    0.2g

卵と牛乳をミキサーにかけるだけで、簡単に作れる飲み物です。バナナやいちご、オレンジなどを加えても飲みやすく、栄養価もアップします。ミキサーにかけたらすぐに飲みましょう。

材料(2人分)

  • 卵黄
    約30g(2個分)
  • 牛乳
    400g(2カップ)
  • 砂糖
    24g(大さじ2と2/3)

作り方

  1. 卵黄、砂糖、牛乳をミキサーにかけ、滑らかになったら器に注ぐ。
食材から探す
宗像 伸子(むなかたのぶこ)

宗像 伸子(むなかたのぶこ)

ヘルスプランニング・ムナカタ主宰 女子栄養大学専攻科卒・管理栄養士/山王病院、半蔵門病院栄養部に長年勤務/帝国クリニック栄養コンサルタント/東京家政学院短期大学客員教授
平成6年度(財)国民栄養協会の「有本邦太郎賞」受賞
カラー版 『一品料理500選』医歯薬出版/『1200キロカロリーの献立』日本放送出版協会/『からだにおいしい キッチン栄養学』高橋書店/『一生元気! 50歳からの健康ごはん』海竜社など著書多数。
宗像先生のホームページはこちらから。

困ったときの 健康サポートレシピ
レシピ集
トップへ