病気の中でもっとも身近なものが、かぜです。原因のほとんどがウイルスの感染だといわれ、睡眠不足や過労などで抵抗力が弱った時ほど発症しやすくなります。今回は、かぜをひいて熱が出たときに食べたいレシピをご紹介。熱のあるときは、果汁、お茶、スープなどでしっかり水分補給をしましょう。また食欲が落ちやすいので、消化が良くさっぱりしたもの、口当たりの良いものを選んでとるようにしましょう。
熱があるときは、冷たいもののほうがのどを通りやすく感じます。ポタージュは、単品で作るよりもいろいろな野菜を使うと栄養のバランスが取れ、冷やしてもおいしくいただけます。卵豆腐と豆腐を市松模様のように盛り合わせた金銀豆腐は、熱があるときに最適。こちらも冷たくしていただきましょう。
卵と牛乳をミキサーにかけるだけで、簡単に作れる飲み物です。バナナやいちご、オレンジなどを加えても飲みやすく、栄養価もアップします。ミキサーにかけたらすぐに飲みましょう。
宗像 伸子(むなかたのぶこ)
ヘルスプランニング・ムナカタ主宰 女子栄養大学専攻科卒・管理栄養士/山王病院、半蔵門病院栄養部に長年勤務/帝国クリニック栄養コンサルタント/東京家政学院短期大学客員教授
平成6年度(財)国民栄養協会の「有本邦太郎賞」受賞
カラー版 『一品料理500選』医歯薬出版/『1200キロカロリーの献立』日本放送出版協会/『からだにおいしい キッチン栄養学』高橋書店/『一生元気! 50歳からの健康ごはん』海竜社など著書多数。
宗像先生のホームページはこちらから。