気候がよい行楽シーズンがやってきましたね。楽しみなイベントが多いので、予定をつめすぎてかえってストレスを感じたり、疲れてしまうこともありませんか?そんな時は、好物ばかりではなく、朝・昼・夕食それぞれでたんぱく質源やビタミン、ミネラルなどを含む食材をとりいれましょう。季節柄、つい食べ過ぎて弱ってしまった胃を回復させるためにぴったりな、たんぱく質源豊富な豆腐や卵を使ったメニューをご紹介します。
大豆の加工品である豆腐は、畑の肉といわれるほど良質のたんぱく質を含むので、弱ってしまった胃を回復させるのにぴったりな食材です。彩りを考慮してエビやピーマンなどを加えれば、見ためも楽しめる一品になります。
豚肉や野菜をたっぷり加えた、かに玉丼をアレンジした丼ものです。たんぱく質がしっかりとれます。豚肉の代わりに牛肉や鶏肉、あじ、さわら、さんまでもおいしくいただけます。野菜は小松菜やブロッコリーなどを加えると、彩りが増しておすすめです。
宗像 伸子(むなかたのぶこ)
ヘルスプランニング・ムナカタ主宰 女子栄養大学専攻科卒・管理栄養士/山王病院、半蔵門病院栄養部に長年勤務/帝国クリニック栄養コンサルタント/東京家政学院短期大学客員教授
平成6年度(財)国民栄養協会の「有本邦太郎賞」受賞
カラー版 『一品料理500選』医歯薬出版/『1200キロカロリーの献立』日本放送出版協会/『からだにおいしい キッチン栄養学』高橋書店/『一生元気! 50歳からの健康ごはん』海竜社など著書多数。
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