メタボ予防の食事は、適正な体重を意識し、適正な塩分、野菜や果物などで食物繊維をしっかりとることがポイントです。そのため、今回のメニューはそばやごぼう、キウイなど食物繊維の多い食材をたっぷり使っています。
体重を気にされている方やメタボ体質の方は、野菜不足、動物性脂肪や甘いもののとり過ぎには注意してください。お肉を食べるときは、脂身の少ない部位をとるように意識しましょう。
豚肉は脂身の少ないもも肉を使います。ごぼうは食べやすいように、包丁などの背を使って皮をこそげ取り、ささがきにします。ごぼうの香りがおいしさを引き立たせます。脂身の少ない肉として、牛肉のもも肉や、鶏肉の皮を取った胸肉やもも肉に変えてもよいでしょう。
ダイエットにぴったりの一品です。こんにゃくを加えることによりボリューム感が増し、満足感が得られます。 塩麹で和えると、うま味や甘味が増してよりおいしくなります。 小松菜のほかに、ほうれん草、春菊、水菜などでも。こんにゃくは糸こんにゃくに変えてもおいしくいただけます。
エネルギー 256kcal
材料(2人分)
そば (ゆで)320g
大根100g
なめこ (缶詰め)40g
かいわれ大根10g
だし300g(1 1/2カップ)
しょうゆ24g(大さじ1 1/3)
みりん24g(大さじ1 1/3)
エネルギー 42kcal
材料(1人分)
キウイフルーツ160g
宗像 伸子(むなかたのぶこ)
ヘルスプランニング・ムナカタ主宰 女子栄養大学専攻科卒・管理栄養士/山王病院、半蔵門病院栄養部に長年勤務/帝国クリニック栄養コンサルタント/東京家政学院短期大学客員教授
平成6年度(財)国民栄養協会の「有本邦太郎賞」受賞
カラー版 『一品料理500選』医歯薬出版/『1200キロカロリーの献立』日本放送出版協会/『からだにおいしい キッチン栄養学』高橋書店/『一生元気! 50歳からの健康ごはん』海竜社など著書多数。
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