暑い夏は、さっぱりとした食事になりがちです。冷麦やそうめんなど、のど越しのよい主食だけで済ませていると、夏バテを起こしてしまうかも……。主食だけでなく、主菜、副菜とおかずを作ることで栄養バランスのとれた食事になります。肉や魚のいずれかと、いろいろな野菜を組み合わせてとるようにすれば、夏バテ知らずの毎日に。食欲がないときは、香辛料を使ってみるとよいでしょう。
豚肉には「疲労回復ビタミン」といわれるビタミンB1が多く含まれています。夏野菜と一緒にカレー粉で味付けすることで、食欲アップ! 夏バテ気味なときにもオススメの一品です。野菜はなす、コーン、にんじん、にがうり(ゴーヤ)などに代えてもよいでしょう。
ごまの香りとコクが食欲をそそるサラダです。野菜のシャキシャキ感アップのポイントは、器に盛り付ける直前まで冷水につけておくこと。野菜がパリッとします! かいわれ大根とにんじんをプラスして、疲労回復に大切なビタミンをしっかり補給しましょう。
エネルギー 269kcal
材料(2人分)
冷麦(乾)140g
めんつゆストレート80g
しその葉4枚
しょうが1かけ
みょうが1個
エネルギー 7kcal
材料(2人分)
きゅうり80g
ラディッシュ20g
しょうが少々
塩0.8g
宗像 伸子(むなかたのぶこ)
ヘルスプランニング・ムナカタ主宰 女子栄養大学専攻科卒・管理栄養士/山王病院、半蔵門病院栄養部に長年勤務/帝国クリニック栄養コンサルタント/東京家政学院短期大学客員教授
平成6年度(財)国民栄養協会の「有本邦太郎賞」受賞
カラー版 『一品料理500選』医歯薬出版/『1200キロカロリーの献立』日本放送出版協会/『からだにおいしい キッチン栄養学』高橋書店/『一生元気! 50歳からの健康ごはん』海竜社など著書多数。
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