何かと忙しい年末は、普段の食事がおろそかになりがちです。風邪やインフルエンザなどに負けない体をつくるには、肉や魚と一緒にビタミンが豊富な野菜(特に緑黄色のもの)をとり入れるなど、免疫力をアップさせる栄養素をとるように心がけましょう!今月は、旬の魚とたっぷりの野菜を一緒にとれる洋風メニューをご紹介します。
旬の生鮭には抗酸化作用があり、今が一番美味しくいただける季節です。野菜やいもなどで約200gと、この一皿で主菜、副菜をしっかりとることができます。彩りを意識し、野菜は他にピーマン、トマト、れんこん、キャベツなどに代えてもいいでしょう。
コクのある主菜にはさっぱりとしたサラダが合います。白菜にはビタミンCが、りんごには食物繊維の一種であるペクチンが多く含まれています。今回は白菜を生のまま使い、シャリシャリ感を出しています。野菜不足の方は、さっとゆでることで、一度にもっと多く野菜をとることができます。
エネルギー 274kcal
材料(2人分)
ごはん300g(茶碗2杯分)
バター6g(小さじ1 1/2)
塩1g(小さじ1/6)
パセリみじん切り適宜
エネルギー 86kcal
材料(2人分)
コーヒー160g
砂糖18g(大さじ2)
ゼラチン小さじ1
水小さじ2
生クリーム20g
宗像 伸子(むなかたのぶこ)
ヘルスプランニング・ムナカタ主宰 女子栄養大学専攻科卒・管理栄養士/山王病院、半蔵門病院栄養部に長年勤務/帝国クリニック栄養コンサルタント/東京家政学院短期大学客員教授
平成6年度(財)国民栄養協会の「有本邦太郎賞」受賞
カラー版 『一品料理500選』医歯薬出版/『1200キロカロリーの献立』日本放送出版協会/『からだにおいしい キッチン栄養学』高橋書店/『一生元気! 50歳からの健康ごはん』海竜社など著書多数。
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