薬草の花

キダチアロエ

12月(師走)

胃痛に効果。エキスには保湿作用も

南アフリカ原産。ユリ科で、花期は冬。日本で「医者いらず」といわれ、民間で胃痛などの症状に用いられてきました。

アロエは、ヨーロッパやアフリカでは、古く紀元前から利用されてきた代表的な薬用植物。薬用とするのは、多肉質の葉の部分で、このエキスには、高い保湿作用があることも知られています。

なお、日本で認められている生薬のアロエは、より大型のケープアロエを原料としたものです。瀉下薬、健胃薬として使用されます。

キダチアロエ
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