薬草の花

ヤーコン

11月(霜月)

フラクトオリゴ糖が豊富

ヤーコンは、南米アンデス山地を原産とするキク科の植物です。草たけは150cm以上になり、ひまわりに似た形の茎や葉をもちます。
秋の終わりに、やはりひまわりによく似た小型(直径3~4cm)の黄色い花を咲かせます。

日本には1985年に導入されました。塊根に、善玉菌を増やす作用で知られるフラクトオリゴ糖が多量に含まれていることが明らかとなり、新しい健康野菜として注目されています。

現地では、若葉をスープやサラダにして食し、茎と葉はお茶の素材の1つとして使われていました。
最近、茎葉に血糖上昇を抑制する成分が発見されたことから、糖尿病予防に有用な食品として注目を浴びています。

ヤーコン
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