薬草の花

マリアアザミ

5月(皐月)

コレステロールを下げる

欧州原産の二年生草木。5~6月頃に、淡紅色の直径約10cmの花を咲かせます。

マリアアザミの名は、葉にある美しい乳白色の班点に由来しており、聖母マリアの母乳が葉の上にこぼれて班点になった、などの言い伝えがあります。

薬用として、古くから肝臓や脾臓の諸病に用いられていましたが、1960年代に有効成分のシリマリンが発見されました。
その後の研究で、肝保護作用、肝硬変予防効果、コレステロール低下作用などが報告されています。

マリアアザミ
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