薬草の花

ハッカ

8月(葉月)

内服、外用に幅広く活躍

さわやかな香りと、独特のスーッとする清涼感。
料理やお菓子、チューインガム、歯磨きなどの香料として、また最近では、のどにうるおいを与える飴やトローチに配合されています。

日本では北海道で多く栽培され、8月~10月にかけて、薄紫色の小さな花を輪状につけます。
主成分のメントールは日本のハッカにもっとも多く含まれ、天然のメントールとして、世界中に輸出されていました。
しかし、現在では合成メントールが主流。内服から外用まで、医薬品に幅広く配合されています。

生薬としては、根を除く地上部を用います。
健胃、鎮痛、解熱作用や、神経痛、かゆみ止めに効果があるとされています。

ハッカ
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