けがの応急手当て

鼻血が出た

子どもの場合、鼻にも全身にも異常がないのに鼻血が出ることがあります。これが自発性鼻出血です。そのほか、炎症や鼻中隔わん曲による出血や、高血圧や白血病など血液の病気による出血もあります。
自発性の出血には、次のような対処法があります。

  • 鼻を冷湿布しながらつまむ
  • ガーゼか脱脂綿を丸めて鼻につめ、鼻先をつまむ
  • 椅子やクッションに上体を45度の姿勢でよりかかり安静にする

他の原因の出血の場合は、医師に相談して、正しい治療指示を受けてください。 首筋を叩くのは危険なのでやめましょう。

鼻を打った場合

鼻筋が曲がっているように見えたり、コブのように大きく腫れたりしていたら骨折の疑いがあります。骨折しているようなら、すぐ医師の手当てを受けましょう。骨折がなければ、さすったりもんだりしないで、冷たいタオルで患部を冷やして、腫れをひかせます。

※ここでご紹介した応急手当ては、あくまでも初期対応の1つで、手当てのすべてではありません。

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