知っておきたい天疱瘡のこと
知っておきたい天疱瘡のこと

天疱瘡(てんぽうそう)とは

粘膜や皮膚にみずぶくれやびらんができる病気です

天疱瘡とは、粘膜や皮膚にみずぶくれ(水疱)やびらん(ただれ)ができる病気で、国の難病に指定されています。

口の中などの粘膜や全身の皮膚にみずぶくれやびらんができる「尋常性(じんじょうせい)天疱瘡」、頭や顔面、胸、背中などに赤い発疹ができて皮膚がはがれ落ちる「落葉状(らくようじょう)天疱瘡」など、いくつかの型に分類されます。

「尋常性天疱瘡」と「落葉状天疱瘡」の患者さんが天疱瘡全体の約8割を占めています。

40~60歳代の女性に多くみられます

天疱瘡は、40~60 歳代で発病することが多く、やや女性に多くみられます。日本では、全国で約6,000人の患者さんがいることが確認されています。

難病情報センター 天疱瘡(指定難病35) 2022年10月3日アクセス