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除菌コラム

きちんとチェックしてる?除菌製品の有効期限

除菌製品まめ知識

2020.10.01

日常的に使うため、ついストックしてしまいがちな除菌製品。とくに2020年のコロナ禍では、一時店頭から除菌製品がすっかりなくなってしまったため、備蓄を増やしたご家庭も多いかもしれません。けれど、除菌製品には使用期限や有効期限があることをご存じでしょうか?

「除菌製品の有効期限は、除菌成分が正しく効果を発揮する期間をあらわしたもの。未開封でも、時間が経つと成分が揮発したり、変質したりする可能性があります。それでは、菌やウイルスを充分に取り除くことができません」(保田 典子 先生)

使用期限は、パッケージの底などに記載されています。それ以外の見た目では判断できないため、年月日の印刷がこすれて消えてしまわないように気をつけたいところです。期限をしっかりとチェックして、期間内に使い切るようにしましょう。

開封後の有効期限については、明確に設定されていない製品がほとんど。とはいえ、早めに使い切るのが望ましいでしょう。

正しい保管方法を知ろう

アルコールのように除菌成分は、数年間にわたって品質が安定しているのが特徴です。また、一般的な手指消毒薬などのボトルは、アルコールが揮発しにくい構造でつくられています。高温や直射日光を避けて保管すれば、期限内に成分が変質してしまうことはないでしょう。

もうひとつの代表的な除菌成分である次亜塩素酸ナトリウムは、紫外線に当たると有効成分が分解されてしまいます。遮光性のある容器に入れて、常温保存してください。

除菌ウェットティッシュは、乾くと効果がなくなる

さまざまな場面で役立つ除菌ウェットティッシュには、使用期限は設けられていません。未開封の状態で、日の当たらない常温の場所で保管していれば、ある程度の月数が経過していても問題なく使えます。

ただし、開封後はシートにしみ込んでいる薬剤を乾かさないことが大切。使う分だけ取り出したら、すぐに容器のふたをしっかりと閉め、乾燥を防いでください。

プロフィール紹介

  • 保田 典子 先生

    医療法人アドベンチスト会東京衛生病院 小児科医師、子どもの心相談医。2003年筑波大学医学部卒業。一般診療、小児循環器診療に加えて、漢方治療や発達相談にも対応。