本投与流量自動計算システムは、医療機関において本剤の投与流量・希釈液量を決定される際の参考として使用されることを意図して提供しています。最終的な投与流量・希釈液量の決定は、最新の電子化された添付文書に従い、他の要因も考慮した上で、総合的にご判断下さい。
参考資料
希釈調製投与方法 | ||||
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効能又は効果 | 初回投与で 50 mg/時から 始める場合 |
初回投与で 25 mg/時から 始める場合 |
90分間投与 | |
CD20 陽性のB細胞性非ホジキンリンパ腫 | 〇 | ー | 〇 | |
CD20陽性の慢性リンパ性白血病 | 〇 | ー | × | |
免疫抑制状態下のCD20陽性B細胞性リンパ増殖性疾患 | 〇 | ー | × | |
多発血管炎性肉芽腫症、顕微鏡的多発血管炎 | 〇 | ー | × | |
既存治療で効果不十分なループス腎炎 | 〇 | ー | × | |
小児期発症の難治性のネフローゼ症候群 (頻回再発型あるいはステロイド依存性を示す場合) (最大量500mg) |
小児 | × | 〇 | × |
成人 | 〇 | ー | × | |
慢性特発性血小板減少性紫斑病 | 〇 | ー | × | |
後天性血栓性血小板減少性紫斑病 | 〇 | ー | × | |
全身性強皮症 | 〇 | ー | × | |
難治性の尋常性天疱瘡及び落葉状天疱瘡 | 〇 | ー | × | |
視神経脊髄炎スペクトラム障害(視神経脊髄炎を含む)の再発予防 | 〇 | ー | × | |
臓器移植時の抗体関連型拒絶反応の抑制及び治療 | × | 〇 | × | |
インジウム(111In)イブリツモマブ チウキセタン(遺伝子組み換え)注射液及びイットリウム(90Y)イブリツモマブ チウキセタン(遺伝子組み換え)注射液投与の前投与 | 〇 | ー | × | |
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投与流量自動計算
リツキサン必要薬液量・希釈液量の計算式
・1回投与量と体表面積から、リツキサンの必要薬液量を計算する
ただし、難治性のネフローゼ症候群に用いる場合は、1回当たりの最大投与量は500mgまでとする
・希釈調製に必要な生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液の液量を計算する
*1回当たりの投与量が375mg/m2以外の効能又は効果の1回投与量は以下の通り
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・ 1,000mg/ body :難治性の尋常性天疱瘡及び落葉状天疱瘡(2週間隔で2回投与)、
視神経脊髄炎スペクトラム障害(視神経脊髄炎を含む)の再発予防
(初回投与から6か月毎に2週間間隔で2回投与) -
・ 500mg/ m2 :CD20陽性の慢性リンパ性白血病(2サイクル目以降)
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・ 250mg/ m2 :インジウム(111In)イブリツモマブ チウキセタン(遺伝子組換え)注射液及び
イットリウム(90Y)イブリツモマブ チウキセタン(遺伝子組換え)注射液投与の前投与
**リツキサンの製品濃度