部門について
生産本部は、製造部、品質管理部、生産管理部で構成されています。製造部は錠剤や内服液剤など多様な製造ラインを有し、研究・開発部門が確立した薬効と安全性を伴った製品を法令に則って製品化し、市場へと送り出しています。品質管理部はそれぞれ決められた試験手順を遵守して、厳格な試験を実施することで製品の品質を保証します。また、市場への出荷の可否判定をすると共に関連法規の遵守に関わる業務を行っています。そして、ISO14001に関する業務を行い、環境の保全・保護活動を進めています。生産管理部は、高品質な製品を低コストかつ安定的に供給するため、生産管理、生産統制、設備管理、および物流管理に関する業務を行っています。
担当業務
私が所属している生産本部は栃木県の大田原市にあり、全薬グループが手がける製品を生産しています。製造部は5つの課に分かれていて、それぞれの役割にあわせて複数の製造ラインがあり、私はその中の充填包装業務を担っています。具体的には、全薬グループの主力製品である『ジキニン』や『アルージェ』などの製品を充填、包装する機械のオペレーターを務めています。決められた手順書に従い、安全で高品質の製品を製造しています。
やりがい・将来のビジョン
自分が包装した製品が店頭に並び、お客様が手にしている光景を見ると感動します。お客様のために仕事をしたいという気持ちが心の中にあり、店頭などで製品を目にするたびに、きれいに包装しなければと気持ちが引き締まります。
一方で、将来は実生産ではない業務にも関わりたいと思っています。たとえば製品の品質や作業者の安全を保つための作業手順書の整備に携わることです。作業手順書で決められた手順を遵守することで、高い品質の製品をつくることができ、作業者の安全も確保できます。より安全で高品質の製品を製造できるよう改善した際に、手順書を改訂しますが、こうした書類も、自分で手掛けられるようになることが今の目標です。そして、様々な業務を通して、部署を超えて頼りにされる知識と経験を持つ存在になりたいと思っています。
全薬グループの魅力
全薬グループの社員は優しい方が多く、上司や先輩にも遠慮なく意見を言える環境があります。たとえば、この機械のオペレーターに挑戦したい!と伝えると、生産本部で確立されている教育プログラムを通じて必要な知識や技術を修得したうえで、業務に携わることができます。もちろん、上司や先輩からのフォローもしっかりしています。最初は失敗しても大丈夫、という雰囲気があるのも心強いです。仕事を任されたい、挑戦したい、と感じる人には、どんどんチャレンジできる環境が整っていると思います。
ある日の業務スケジュール
- 8:30
- 出社 生産計画の確認 機械のオペレーション
- 10:20
- 休憩
- 10:30
- 生産開始
- 12:00
- ランチ
- 13:00
- 生産再開
- 14:50
- 休憩
- 15:00
- 生産再開
- 16:00
- 記録 清掃 次生産の準備
- 17:30
- 退社
学生のみなさんへ
製薬会社というと、真面目で硬い雰囲気を想像する方もいらっしゃると思います。実際、私も就職活動中は同じように思っていました。しかし、全薬グループに入社してみると、仕事に対しては真剣で、集中して臨みますが、休憩時間は和やかな職場です。上司も先輩も分け隔てなく、コミュニケーションを取ることができる関係です。ぜひ、一緒に働きましょう。