
部門について
販売推進部は、宣伝販促課と営業総務課で構成されています。宣伝販促課はブランドごとの広告宣伝計画の立案と販促物の企画・制作を担当。営業総務課は円滑な営業活動のサポートを担います。いずれもマーケティング部や営業部と連携しながら、製品を世に届けます。
担当業務
宣伝販促課の化粧品チームに所属し、敏感肌用スキンケアの『アルージェ』とエイジングケア発想のスキンケアシリーズ『ジュレリッチ』のプロモーションを担当しています。その中でもSNSを活用したプロモーション戦略および運用担当を務めています。私がこの業務を担当するきっかけとなったのは、OTC-MR時代にさかのぼります。発売以来『アルージェ』は店頭販売で売上を伸ばしてきましたが、コロナ禍で消費者行動が大きく変化したことを営業活動の経験から痛感し、Instagramの活用を提案しました。その後、販売推進部に異動となり、SNS活用したプロモーションを担当することとなりました。異動したばかりの頃は、Webサイトや店頭におけるプロモーションと連携が取れず苦戦しました。けれども、課員全員で現状の把握、改善点の洗い出し、今後の方針の検討を行った結果、その後に実施した企画で、全てのタッチポイントを統合することに成功しました。一貫性を持ったコンセプトを掲げる難しさや、これまでの方針を見直すことは容易ではありませんでしたが、点の施策ではなく線の施策としてプロモーションを循環させることで成果につながる手応えを得ました。これまでの経験も活かしながら、今後もSNSを起点としたプロモーションを強化していきたいと思っています。

やりがい・将来のビジョン
『アルージェ』は発売から20年以上になりますが、発売当時と比べて敏感肌ケアをコンセプトとする他社競合製品が増え、魅力が伝わりづらい状況にあります。また、全薬グループは真面目な社風もあり、SNSなどを活用しながら製品の魅力を分かりやすく訴求することに課題を感じていました。既に愛用してくださっているお客様とのコミュニケーションは引き続き大切にしながら、まだアルージェと出会っていない、新しくファンになってくださる方を毎年増やしていけるようなSNS戦略を推進したいです。これまでの全薬グループになかったような斬新な試みにもチャレンジしたいです。それも、ひとつのアプローチにとどまらず、様々な視点からアプローチすることで企画全体の精度を上げ、変化しやすい市場の状況にも対応できるようになりたいと思っています。こうした考えを持つようになったのは、他社でキャリアを築いてきたチームリーダーの影響です。ブランドの施策や企画を外部の代理店に任せきりにせず、自分たちで企画の本筋や目的、ワクワクすることを考え、代理店に協力してもらいながら実現させるほうが楽しいし、「知識やスキルの蓄積にもつながるよね」とアドバイスいただき、実践しています。


全薬グループの魅力
面接のとき印象的だったのが、面接担当者が私の良いところを見つけよう、引き出そう、と気遣いしてくれたことです。悪いところを探して減点するのではなく、面接で良かった点を褒めてくれたり、どうしたら次の選考を通過できるか一緒に考えてくれたり、採用も決まっていないのに入社後にどうしたら活躍できるか、仕事を楽しめるかを考えてくれました。そして入社後も、こうしたイメージは変わりませんでした。人事部門の社員に限らず、一人ひとりを大切に想い、自分らしいキャリアを築けるよう配慮してくれる温かさを感じます。
ある日の業務スケジュール
- 8:30
- 出社 メールチェック
- 9:00
- Webサイトの確認
- 10:00
- 代理店への提案資料作成
- 11:00
- 販促物の校閲
- 12:00
- ランチ
- 13:00
- 制作会社と打ち合わせ
- 14:00
- 営業部との打ち合わせ
- 15:00
- 休憩
- 15:15
- 代理店と打ち合わせ
- 16:00
- SNS運用代行者と施策のデータ分析
- 17:00
- 化粧品チーム打ち合わせ
- 17:30
- 退社

学生のみなさんへ
学生の頃は、農学部の先にあるキャリアは研究職か、医薬品メーカーや食品メーカー、化粧品メーカーの営業職に限られていると思い込んでいました。そのため、いま自分が宣伝販促課で働いていることは意外な展開で、自分でも驚いています。私がSNS活用の自主提案を経て責任者を任せてもらったように、興味のある部門やチャレンジしたい仕事を任せてくれる環境があるので、みなさんもやりたいことを胸に、専攻にとらわれず飛び込んでください。