OTC開発

製品コンセプトである成分や使用感などの品質はもちろん、
ブランドの世界観やイメージを構築していくことも重要。
製品コンセプトである成分や使用感などの
品質はもちろん、ブランドの世界観や
イメージを構築していくことも重要。
松﨑 史絵
Fumie Matsusaki
2015年入社
農学研究科 修了

OTC開発

OTC開発部は、主にOTC医薬品、化粧品、食品の製品企画を立て、発売までの製品開発を推進する部門です。企画した製品を発売するために、スケジュール管理をしながら、有効性と安全性を検証し、付加価値の高い高品質の製品開発を進めます。さらに、ブランド戦略や製品コンセプト、使いやすさなどを考えたデザインや表示、容器、包装パッケージを決めていき、製品の発売となります。社内や社外のさまざまな人と関わりながら製品を発売まで導いていきます。

松﨑史絵の仕事

担当業務

私は、主に「アルージェ」や「ジュレリッチ」などの化粧品の製品開発を担当しています。製品のコンセプトを立て、製品名、パッケージデザインを決めていくことと並行して、製品の安全性や有効性、安定性、薬事確認などを進めていきます。製品コンセプトの立案ではマーケティング部門や営業部門と連携し、製品の成分や使用感などは研究部門と協力するなど、製品を一から作り上げるためには、あらゆる知識と開発業務を推進するエネルギーが必要です。「ジュレリッチ リュール」を発売する際には、初めて製品開発の企画から発売まで携わることができました。開発は知識だけでなく、ブランドの世界観を構築するために、ロゴの色や字体などもこだわりを持って決める感性も求められます。初めての経験ばかりでしたが、部内や他部門の方から多くを教わり、その経験が次の製品開発につながっています。

やりがい・仕事スタイル

製品を発売した後に、お客様や販売員の方から喜びの声を聞いたときには、役立つ製品が開発できて良かったと思いますし、やりがいを感じます。また、その過程で共に苦労した仲間と喜びを分かち合えるところにも達成感を得ることができます。ただ、時にはお客様から厳しいご意見をいただくこともあります。気づかされるご意見が多く、次の製品開発に活かすようにしています。化粧品の製品開発には、科学的な知識なども必要ですが、感性も必要になりますので、あらゆる所にアンテナを張って、知識や経験を吸収するように心がけています。業界誌や学術雑誌から情報を収集することも大切ですが、ウィンドウショッピングやファッション雑誌、美術館など、目にするさまざまなものから刺激を受けるようにしています。今後も品質とブランドの世界観を大切にした製品を開発していきたいと考えています。

  • 学生時代に熱中したこと

    大学院生のときには食品関連の研究をしていて、中でも「コラーゲンを摂取すると肌に効果があるのはなぜか」をテーマに、細胞実験とその実験系の構築など、研究に明け暮れていました。その時にお世話になった先生や仲間とは今でも連絡を取り合っています。また、食物関係のサークルにも所属し、仲間とも交流を深めたことも良い思い出です。

  • 休日の過ごし方

    お休みは友人や家族と美味しいものを食べながら、会話を楽しんで過ごしています。学生の頃から旅行が好きで、トルコに行ったときに、文化の融合を肌で感じたことが思い出に残っています。社会人になってからも毎年旅行を楽しんでいますが、残念ながら今はコロナ禍で自粛しています。私にとって、日常と離れて過ごすことが良いリフレッシュになっています。

  • 全薬工業の魅力

    全薬工業の魅力は社員の自主性を尊重しつつ、社員同士が助け合いながら、新たな挑戦ができる社風です。仕事に真摯に取り組む方が多く、厳しいことを言われることもあります。担当製品に関して、上司や先輩に意見を出したときには、「製品にとって本当に必要かどうか」を考える大切さを教えていただきました。悩みや困ったことを相談しやすい、若手育成の風土があり、その風土が製品にも表れていると感じています。

  • 未来へ向けて

    化粧品は、あらゆる学問が融合されて出来上がっていくところが面白いと感じています。私は農学という分野を学んできて化粧品を扱う業界に入ってきたので、自分の知識や経験を活かしながらも、常にアンテナを張って情報を得るように努めています。今後は、他のブランドも手がけて知識の幅を広げていきたいですし、開発メンバーそれぞれの得意分野を活かした製品を開発して、より魅力的な製品が生み出せるように挑戦していきたいです。