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ストレスとは

ストレスたまり度
自己診断チェック

あなたのストレスはどのレベル?
あなたのストレスはどのレベル?
ストレスがたまり過ぎると心身に影響が及びます。その「サイン」がどれだけ出ているかを自己診断した後、対処法をアドバイスします。
監修:精神科医・産業医・作家 奥田 弘美先生

※ここ2か月以内の最近の状態について、チェックしてみてください。

ストレスレベル1

結果

何も当てはまらなかった方は今のところ心配はないと思われますが、数個でも当てはまった人は、少ないながらも時々ストレスサインが出ているようです。これ以上ストレスサインを出さないためにも、睡眠は最低6時間以上とり、食事はタンパク質(赤身肉、魚、卵、大豆製品)とビタミン・ミネラル類(野菜、海藻)、炭水化物、脂質をバランスよくとりましょう。心と身体の健康をキープするためには、日頃からオンとオフのメリハリをつけてリラックスタイムを確保しましょう。また疲労をため込む前に、マッサージやストレッチ、家族・友人との会話などの時間を定期的に設けると、心身の休息になります。もしストレスサインを自覚したら、SNSやゲーム、スマホなどのIT機器に触れる時間を減らして、より質の良い睡眠をたっぷりとるように意識して。それでも症状が長引き悪化していく場合は専門の医師にも相談してみましょう。

ストレスレベル2

結果

ストレスがたまり気味ですね。ストレスサインがあちこちに出始めているので無理は禁物です。ストレスサインを自覚したら早めに休息を取り、心身に負担をかけすぎないように気を付けましょう。疲労を助長する長時間労働や激しい運動は控えるようにしてください。特にストレスサインが複数同時に出ているときには、リラックス時間を増やしましょう。体調を回復させるためにも、疲労回復効果の高いタンパク質(赤身肉、魚、卵、大豆製品)とビタミン・ミネラル類(野菜、海藻)、炭水化物、脂質をバランスよくとれる食事を1日2食以上とるように心掛け、睡眠は普段より1時間ほど多めに確保してください。
もしストレスサインが2週間以上続き、日常生活に支障が出てきているようならば、専門の医師に相談することも積極的に検討してください。

ストレスレベル3

結果

かなりストレスがたまっており、心身に色々なストレスサインが出ていますので、休息を優先しましょう。新しい仕事を始めたり、気を使う人と会ったりするのは緊張が増しストレスの元になるため避けましょう。免疫力が低下している恐れがあるため、人ゴミや遠出は避けてください。食事はタンパク質(赤身肉、魚、卵、大豆製品)とビタミン・ミネラル類(野菜、海藻)、炭水化物、脂質をオイル控えめの調理法でバランスよく摂取してください。一度に沢山食べられなければ、小分けにして食べるのがコツです。睡眠はできるだけ7時間以上連続してとりましょう。寝つきに1時間以上かかる、夜中に何度も目が覚める、早朝に目が覚めて眠れないなどの不眠症状が1週間に2日以上出ているようなら、すぐに医療受診が必要です。その他のストレスサインでも仕事や生活に支障が出ているようなら、迷わず専門の医師に相談しましょう。

自律神経とストレス

自律神経とは、日中活発に働く交感神経と夜中活発に働く副交感神経の2つからなり、この2つのバランスが保たれることでココロは穏やかな状態を維持しています。

心が穏やかな状態のとき、さまざまなストレスにより、自律神経のバランスが崩れてしまうと、「イライラ」や「怒り」といった信号が脳内で増幅されてしまいます。この状態を一般的に「神経がたかぶっている状態(ストレス状態)」と呼びます。

神経がたかぶっている状態(ストレス状態)が続くと、リラックスできず、さまざまな症状(ストレスサイン)が現れてしまうことも…