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薬草の花

ビワ

12月(師走)

葉を乾燥させて、せき止めに利用

果物用は改良された品種ですが、在来種も西日本の石灰岩地帯などに多く野生します。白い芳香のある花を、晩秋から冬にかけて咲かせます。

長楕円形の葉の形が楽器の琵琶に似ていることから、同じ音の枇杷の名がつけられたといわれます。

漢方では乾燥させた葉を枇杷葉といい、咳止めなどに用います。民間薬としては、かぶれ、浴用などに使われます。
江戸時代には、夏負け防止に枇杷葉湯が好まれました。街ではその売り声が夏の風物詩となっていたようです。

ビワ
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