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ベニバナ

水無月(六月)

口紅、生薬、サラダ油に大活躍

原産地はエジプトと推測されています。古代エジプトではベニバナを黄色染料として用いた事が、ミイラを包む布などで知られています。
日本へは、西域・中国を経て渡来。和名の紅花は紅(クレナイ)は呉(クレ)からきた藍(アイ)の転じたものです。

先端から順に咲く花を末(スエ)から摘み取ることから、末摘花(スエツムハナ)とも呼ばれました。
源氏物語に末摘花の巻があり、万葉集、古今集にも多く詠まれています。

ベニバナによる紅染は古く延喜式に記載され、後に口紅に供されました。当時の口紅は粧いとしてだけでなく、唇の保護にも役立ちました。

薬用としては、花は漢方処方に配合され、浄血、通経の婦人薬とされ、冷え症、産前・産後、更年期障害にも応用されています。
中枢に働き、鎮静、鎮痛、抗炎症作用について日本生薬学会で発表されています。
種からとれる紅花油はリノール酸を含み、サラダ油として使われています。

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