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水虫情報一本勝負

6白癬をもっと知ろう

日本医真菌学会の調査では、皮膚科外来患者の原因の11.3%が白癬、0.96%がカンジダ症と報告されています(全国15施設の集計)。白癬の部位別発症率は以下のとおりです。

64.4
20.1
体部 7.5
股部 5.0
2.6
その他 0.3

(平成8年度調査)

グラフからわかるように、病院に来る真菌症者の内訳は、白癬症が88%と圧倒的です。
白癬症の原因となる菌のうち、T.rubrum(紅色白癬菌)は白癬菌全体の約70%を占め、陰股部白癬、爪白癬、足白癬の角質増殖型にみられます。紅斑、落屑、頑癬型症状をとりやすい傾向があります。
T.mentagrophyes(毛そう白癬菌)は白癬菌の28%を占めています。老人に多く、班状の症状をとりやすいといえます。
そのほか、M.Canis(犬小胞子菌)は動物由来の白癬菌。炎症症状が激しく、とくにペットのネコに多くみられます。家庭内感染を起こしやすいので、注意が必要です。
また、C.albicans(カンジダ菌)は生体側の全身的あるいは局所的抵抗力の衰弱に乗じて病原性を発揮し、皮膚に炎症を起こします。頸部、乳房の下、腋の下、陰股部、指間など、間擦部に発生しやすいという特徴があります。

トルフテートの抗白癬効果
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