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アトピー性皮膚炎の対策

2スキンケアは必須

アトピー性皮膚炎は、くすりによる治療のほかに、最近になって毎日のスキンケアが重要視されてきました。スキンケアによって皮膚のバリア機能を高め、刺激物質への過敏な反応を抑えるのです。

皮膚のバリア機能は、皮膚表面の皮脂膜、角質層中の水分、セラミド(角質細胞間脂質)、NMF(天然保湿因子)などにより保たれています。皮脂膜は皮膚の水分蒸発を抑えたり、皮膚表面を弱酸性の膜でおおい、細菌の繁殖を抑えたりします。セラミドやNMFは、角質層中の水分を保つ働きがあります。
これらが不十分だと、皮膚はカサカサして荒れやすくなり、バリア機能が低下してしまいます。みずみずしくバリア機能が高い皮膚にするためには、毎日のスキンケアを見直す必要があります。

洗顔や入浴の際は、皮脂分泌を促すガンマーオリザノールなどの保湿剤を含む石けんやシャンプーが適しています。入浴後や洗顔後には、保湿剤配合のクリームなどを利用するとよいでしょう。
防御力の低下した皮膚には、黄色ブドウ球菌などが繁殖して、症状の悪化に拍車をかけていることも多くみられます。入浴によりこのような細菌の8割は洗い流せるとされていますので、入浴は欠かさないようにしましょう。このように、皮膚の清潔を保つことがなによりも大切なのです。

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