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形はいろいろ

「くすり」と聞いて、みなさんはどのような形を思い浮かべますか? 錠剤、粉薬、あるいは塗り薬でしょうか。
くすりには「内服薬」と「外用薬」があります。かぜ薬、胃腸薬、水虫薬など、使う目的によってそれぞれが効きめを発揮できるような形(剤形)に工夫されています。
また、くすりの品質を保つために、容器や包装にも工夫が施されています。
ここでは注意が必要な剤形と容器・包装について、正しい使い方を説明します。くすりのメリットを生かすためにも、しっかり覚えておきましょう。

錠剤・カプセル剤

かぜをひいたときなど、私たちが普段もっともよく使うものが、口から飲む内服薬。錠剤、カプセル剤などがあり、通常100mLの水かぬるま湯で服用します。

チュアブル剤

口のなかでかみくだいて服用するタイプです。酔いどめや胃腸薬などがあり、水がなくても服用できます。乗り物のなかや野外などで便利です。

トローチ剤

チュアブル剤と似た剤形です。せきどめやのどの炎症を和らげるため、口のなかでなめて、徐々に溶かすようにします。 かんで早く飲み込んではいけません。

ドリンク剤・シロップ剤

液剤で、くすりを飲みやすくしたものです。子ども用のくすりなどに多く使われます。

発泡錠

液剤の新しい剤形です。形は錠剤ですが、水に入れると発泡します。発泡によって速やかに溶け、液剤となります。 飲む際に溶かすので、品質保持や携帯性にすぐれています。また、少量を小さなカップで計るといった操作も不要です。

PTP包装の注意点

容器の代表的なものには、ビンやチューブのほか、PTP(Press Through Pack)があります。
PTPはカプセル剤などに使われる形態。くすりを1つひとつプラスチックの部屋に入れ、薄いアルミ箔で封をしたシート状のものです。品質を保つ点や、携帯性、小児の誤用を防ぐ点に大変すぐれています。
服用する際は、PTPの凸部を指先でくすりごと強く押すと、裏面のアルミ箔が破れ、くすりを取り出すことができます。
誤ってPTPの容器を飲み込んでしまうと、食道に刺さったりして思わぬ事故につながります。十分な注意が必要です。
PTP包装には、くすりの取り出し方を説明する絵がついています。 よく見て間違わないようにしましょう。

(日本大衆薬工業協会刊「おクスリマンガブック]より)

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