ホーム  »  健康一番  »  健康ファイル
胃腸薬の選び方

8胃腸薬をのむときの注意点

胃腸薬をのむときは、ちょっとした注意が必要です。ほかの薬など、一緒にのむものによっては作用が弱まったり、副作用が出たりすることがあります。購入・服用前には必ず「使用上の注意」を読み、医師や薬剤師に相談してください。なお、服用の際は下記のことに気をつけましょう。

【制酸剤と炭酸飲料、牛乳】

制酸剤は胃酸を中和するための薬です。炭酸飲料と一緒にのむと、炭酸の中和に働いてしまうため、胃酸を中和するという本来の働きが弱まります。炭酸飲料を飲んだら、前後2時間は制酸作用のある薬をのまないようにしましょう。
また、大量の牛乳と一緒にのむと、頭痛、吐き気、食欲不振などを伴うことがあります。
「薬はコップ1杯の水でのむ」ことが大切です。

【H2ブロッカー】

胃酸の分泌は、ヒスタミンが胃壁の中にあるH2受容体にくっつくことで起こります。H2ブロッカーは、ヒスタミンの代わりにH2受容体に入り込むことで胃酸の分泌を強力に抑えるため、胃酸の出すぎによる胃の痛み、胸やけ、胃のもたれ、胃のむかつきに効果があります。しかし、副作用もあることから、使用に際しては薬剤師とよく相談しましょう。一般に、以下のような人はH2ブロッカーを使うのは控えます。

  • 血液の病気、腎臓や肝臓の病気、胃・十二指腸の病気、ぜんそくやリウマチなどの免疫系の病気にかかっていて、医師の治療を受けている人
  • ステロイド剤、抗生物質、抗がん剤、アゾール系抗真菌剤による治療を受けている人
  • 貧血など血液の異常を医師から指摘されたことのある人
  • 15歳未満の子ども、80歳以上の高齢者
  • 妊娠している、または妊娠していると思われている人、授乳婦

その他、65歳以上の人、ほかの薬をのんでいる人、腹痛が続いている人などは必ず医師や薬剤師に相談してください。

健康ファイル一覧へ 健康一番トップへ