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お酒と仲良くつきあおう

2臓器への影響を考えよう

アルコール性肝障害には、軽い方から脂肪肝、アルコール性肝炎、アルコール性肝硬変といった3段階があります。
第1段階である脂肪肝は、肝臓がアルコールの処理で忙しく、脂肪の処理まで手が回らない状態をいい、肝細胞のなかに脂肪がたまっていきます。
飲酒を止めず肝臓に負担をかけ続けていると、食欲不振、吐き気、黄だん、発熱などを伴うアルコール性肝炎に進みます。さらに飲み続けると肝細胞の線維化が進み、縮んでカチカチに硬くなり、機能しなくなってしまいます。これが肝硬変です。
肝臓はほかの内臓疾患よりも自覚症状がなく、知らないうちに病気が進行していきます。定期的に健康診断を受けましょう。とくに女性は、男性よりも少ないアルコール量で肝障害を起こしやすいので要注意です。
また、アルコールは肝臓以外の臓器にも大きな影響をおよぼします。たとえば、慢性膵炎の大部分は、お酒によるものといわれています。
アルコールで起こる内臓の障害を、表にまとめましたので参考にしてください。

【慢性飲酒による臓器障害】

臓器 胃腸
疾病 大脳萎縮 (痴呆)、小脳変性、脳血管障害の増加 食道・咽喉頭がん、食道静脈瘤 、マロリーワイス症候群、慢性胃炎・びらん性胃炎、胃潰瘍 脂肪肝・肝線維症、アルコール性肝炎、肝硬変、ウイルス肝炎悪化、肝がん発生促進 急性膵炎、慢性膵炎(膵石症)、糖尿病悪化
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