夏ばてを防ぐために、食生活の面で気をつけるべきポイントをあげました。
そば、そうめん、冷し中華などあっさりしたものだけでは栄養不足。汗をかくことが多い夏場は、ビタミンやミネラルの消耗が激しく、積極的に補給しなければなりません。新鮮な野菜や果物、乳製品などを努めてとるようにしましょう。
食欲がなくても、1日3食きちんととることが大切。胃に負担がかからず消化のよいたんぱく質(卵、肉、魚、牛乳など)、 ビタミン(野菜や果物など)、ミネラル(牛乳や海草など)をバランスよく、少しずつでも、いろいろな種類の食品をとりましょう。
ショウガやワサビ、コショウなどの香辛料、シソ、ミョウガ、ネギなどの香味野菜は、食欲を刺激します。上手に使いましょう。
冷たいもののとりすぎは、胃腸の働きが抑えられ、清涼飲料水を1日に何本も飲むと、その甘味が食欲を減退させてしまいます。
食欲がなくて、肉や魚を食べる気がしない時は、たんぱく質を枝豆や豆腐などでとるとよいでしょう。