ホーム  »  健康一番  »  健康ファイル
漢方の滋養・強壮薬

3鹿茸・牛黄

【鹿茸(ロクジョウ)】

鹿茸は古来人参とともに、漢方高貴薬の双璧として貴ばれています。なかでも、強精の最たるものは、「鹿茸」といわれています。シカ科のシカ(梅花鹿)やアカシカ(馬鹿)のまだ角化していない幼角を乾燥したものです。 強心・強精・造血作用などがあり、全身の活動能力のアップや発育促進、インポテンツ、貧血などに使用されます。

鹿茸の薬効は『神農本草経』に「漏下、悪血、寒熱、驚癇を主治し、気を益し、志を強くし、歯を生じ、老いず」とあり、後漢以後引き続いて主に益精、耐老、鎮痙の目的に利用されました。
六朝時代にはさらに皮膚疾患にも用いられ、『日菓子本草』には「男子の腰腎の虚冷、脚膝の無力を補う。夜中夢に鬼と交接し、精が自ら溢出するもの、婦人の崩中、漏血、赤白帯下には炙って末にし、方寸匕を空腹時に酒で服す。筋骨を壮にする」とあります。古くから精力増強、不老長寿を期待して用いられていたといえます。

【牛黄(ゴオウ)】

牛の胆嚢、またはその付近に生じた結石です。麝香に次いで高価なものとされ、そのため偽造品も多いようです。
牛黄は中国だけでなく、韓国・北朝鮮や日本の人々にとっても大変貴重な薬として、愛用されています。
造血作用、中枢性鎮痙作用、鎮静作用、解熱、強心作用、および血管収縮、血圧上昇作用などがあります。

健康ファイル一覧へ 健康一番トップへ