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からだの中のカルシウム

7カルシウム不足でカルシウム過剰症?

食事から摂取するカルシウム量の不足が続くと、からだが血液中のカルシウム濃度の低下を防ぐために分泌されるのが副甲状腺ホルモン(PTH)です。副甲状腺ホルモンは、骨からカルシウムを溶け出させて、血液中にカルシウムを補いますが、一度に大量のカルシウムが溶け出されると、余分なカルシウムは細胞内に異常に入り込んで正常な機能を阻害したり、血管壁に沈着します。その結果、血管内壁の筋肉を異常に収縮させたり、血管内壁に塊(アテローム)をつくる動脈硬化の一因になるといわれています。このように「カルシウムが不足」しているのに「カルシウムが過剰」な状態を招く現象を『カルシウムパラドックス(逆説)』といいます。
過剰なカルシウムは高血圧、動脈硬化以外にも喘息などのアレルギー反応、神経の不安定なども招くといわれています。

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