かぜをひいたときには、休むことはもちろん、バランスのとれた食事をとることも大切です。
体がつらいときでも食べやすく、かぜに負けない体をつくるためのレシピをご紹介します。

豆腐入りハンバーグ

子どもの大好きなハンバーグとマッシュポテトを組み合わせた、栄養バランスの良い一皿です。豆腐を入れることで、やわらかい食感で食べやすくなります。

    
・豚ひき肉 80g
・豆腐 60g(1/5丁)
・玉ねぎすりおろし 10g(小さじ2)
・塩 ひとつまみ
・片栗粉 2g(小さじ2/3)
・牛乳 10g(小さじ2)
・サラダ油 6g(大さじ1/2)
・トマトケチャップ 12g(小さじ2)
・マッシュポテト
じゃがいも 80g(小1個)
牛乳 30g(大さじ2)
バター 4g
少々
・ミニトマト 3個
・さやいんげん 10g(2本)
・サラダ油 少々
・塩 少々
  1. 1)豆腐はキッチンペーパーに包んで水気をきる。
  2. 2)ボウルにひき肉、1、玉ねぎ、塩、片栗粉、牛乳を入れてよく混ぜ、4等分にして小判型にする。
  3. 3)フライパンにサラダ油を入れてあたため、2を中火で両面焼いて火を通す。
  4. 4)じゃがいもは皮をむいていちょう切りにし、かぶるくらいの水で柔らかく茹でる。湯を捨てて再び火にかけ、水分を飛ばす。
  5. 5)じゃがいもが温かいうちにマッシャーでつぶし、牛乳、バター、塩を加えて弱火にかけて滑らかになるまで練る。
  6. 6)さやいんげんは柔らかく茹で、2cmに切り、油で炒め、塩を振る。
  7. 7)器に3を盛り、トマトケチャップをかけ、5、6と半分に切ったミニトマトを添える。
224kcal

けんちんそうめん

食欲のない時でもツルっと食べられる、温かいそうめんです。お好みで豆腐を入れたり、そうめんの代わりに、茹でうどんを使用してもおいしくいただけます。

    
・そうめん(乾) 100g
・鶏もも肉 40g
・油揚げ 10g(1/3枚)
・大根 40g(1.5cm)
・にんじん 10g(1cm)
・ごぼう 10g(3cm)
・さやいんげん 10g(2本)
・サラダ油 4g(小さじ1)
・だし汁 400ml(2カップ)
・しょうゆ 12g(小さじ2)
・みりん 6g(小さじ2)
  1. 1)大根、にんじんはいちょう切り、ごぼうは皮をこそげて半月に切る。
  2. 2)さやいんげんは茹でて3mm幅の斜め切りにする。
  3. 3)鶏もも肉はひと口サイズにそぎ切りにする。
  4. 4)油揚げは短冊に切る。
  5. 5)そうめんは半分に折って茹でる。
  6. 6)鍋にサラダ油を入れてあたためて1、3、4を炒め、鶏肉に火が通ったらだし汁を入れて、野菜が柔らかくなるまで煮る。しょうゆ、みりんで調味し、茹でたそうめんと2を加える。
281kcal
       

ひと口フルーツゼリー

果物の果肉をたっぷり感じられるひと口サイズのゼリーです。見た目も可愛く、お子様の食べたい気持ちを誘います。食欲のない時でもスルっと食べられるので、糖分や水分補給にもおすすめです。

    
・いちご 60g(3個)
・缶詰のみかん 60g
・缶詰の白桃 60g
・ゼラチン 5g(小さじ1と2/3)
・水 大さじ1強
・水 200ml(1カップ)
・砂糖 18g(大さじ2)
・レモン汁 小さじ1/2
  1. 1)水大さじ1強にゼラチンを入れて混ぜる。
  2. 2)フルーツをそれぞれ細かく切って、ボウルに分けて入れておく。
  3. 3)鍋に水1カップを入れて火にかけてあたため、1、砂糖の順に入れて溶かす(沸騰させないようにする)。火を止めてレモン汁を加えて軽くかき混ぜ、2に等分に入れて混ぜる。
  4. 4)製氷皿を水でぬらし、3を入れて冷やし固める。
    ポイント:型は小さめのプリン型やコップなどに入れてもよいでしょう。
    串などで型のふちをなぞるときれいに取れます。
33kcal
       

ヘルスプランニング・ムナカタ主宰 女子栄養短期大学専攻科卒・管理栄養士/山王病院、半蔵門病院栄養部に長年勤務/帝国クリニック 栄養コンサルタント/東京家政学院短期大学客員教授
平成6年度(財)国民栄養協会の「有本邦太郎賞」受賞
カラー版 『一品料理500 選』医歯薬出版/『1200キロカロリーの献立』日本放送出版協会/『からだにおいしい キッチン栄養学』高橋書店/『一生元気! 50歳 からの健康ごはん』海竜社など著書多数。
宗像先生のホームページはこちらから。

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